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音楽情報館
 
 
アメリカJAZZ留学

今回は、アメリカでジャズを学ばれた勝見先生に、アメリカでのご経験などをお伺いしました。

Q1. JAZZを本場アメリカで学ぼうとしたきっかけはなんですか?
   
  日本のミュージシャン達の言っている事に疑問を持ったからです。また、演奏も、本場のミュージシャンと日本人ミュージシャンがあまりにも違うと感じたから(同じJAZZとは思えなかった)。
   
Q2. どういったところで、どのようにしたら海外でJAZZを学べるのですか?
   
  JAZZを教える学校(バークリー音楽院やマンハッタン音楽院等)へ行く他、個人で先生につく事もできると思います。
   
Q3. アメリカの中でもJAZZを学ぶのにおすすめの地域はどこですか?
   
  やっぱりニューヨークですね。個人の先生もたくさんいらっしゃいます。
   
Q4. JAZZの先生にレッスンを受けた時、どのような内容のレッスンが印象的でしたか?
   
  日本で考えられない授業は、コーラス。自分のパートがみんな、ちゃんとわかっていて、楽譜を渡されたらパッとパートごと分かれるんです。これは、国歌を歌うパートなんだそうです。
   

Q5.

JAZZの演奏を聴くにはどういったところに行くのがおすすめですか?
   
  ライブハウスやコンサートですね。日本と同じです。エンターテインメント専門の新聞が売っていますので、それを買ってチェックします。
   

Q6.

ライブハウスなどで演奏できるといったチャンスはありましたか?
   
  セッション・デーがありますので、誰でも演奏できます。
   

Q7.

日本のジャズや日本人のジャズ感覚と大きく違うなと思った点はどのようなところですか?
   
  ノリですね。まったく違います。それから、皆さん(コピーや、真似事ではない)個性的な演奏をします。
   
Q8. 帰国前と帰国後でJAZZの音楽のとらえかたなどに変化はありましたか?
   
  他の人と同じじゃなくていいんだと確信しました。自分が出したいと思う音を出すことが一番大切だと考えるようになりました。
   
Q9. 海外で生活をする中で、あるいはJAZZを学ぶ中で気をつけることはどんなことですか?
   
  日本と違い、『謙遜は美徳』ではありませんから、自己主張(ワガママとは違います)をする事です。
   
Q10. 今後アメリカでJAZZを勉強しようと思っている人に一言。
   
  JAZZは、授業だけが勉強ではなく、ライブハウスに聴きに行ったりも勉強です。クラスメイトや地元の人から情報をもらう為にも、少しは語学の勉強をしてから行った方が良いでしょう。
勝見先生、ありがとうございました。自分の主張に自信を持って日々過ごしていると、自分らしい音が生まれてくるのかもしれません。そういう意味でも、海外というのは自分らしい音楽を育てるのに良い環境なのでしょうね。

勝見先生は現在、東京にてレッスンや演奏活動をされています。
◆レッスンの様子の紹介はこちらからご覧いただけます。
◆ミニレッスン付おしゃべりコンサートの様子はこちらからご覧いただけます。
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